自由壇をつくる

自由壇をつくる

彦根仏壇350年のものづくり

彦根市は琵琶湖のほとりにたたずむ井伊家三十五万石の旧城下町です。彦根仏壇は、歴史と伝統が息づく彦根の地で生まれ、350年以上に渡って育まれてきました。現在では、七職と呼ばれる高度に専門化した職人が製作し、それぞれの工程を高い品質で手作業で仕上げています。蒔絵や金箔、錺金具をふんだんに取り入れた豪奢な4尺(120cm)以上の大型仏壇が多く、耐久性にも優れた高級仏壇として全国的に高く評価されています。
ナナプラスが提供する自由壇は、主に彦根の職人が手がけています。金仏壇で培った高い技術とそこから生まれる高精度な品質。つくる形は変わっても、職人のものづくりに向かう姿勢は変わりません。
自由壇は、“彦根の伝統技術”を受け継いだ確かな工芸品です。


  • 江戸時代から続く伝統的な金仏壇の製造で培われた彦根の技術。何世代にも受け継がれる仏壇は精緻な木工技術が生み出す木地が支えています。<br />自由壇の木工は、部材の切り出しから継手や面取りに至るまで、妥協のない品質で職人がひとつひとつ手作りで制作しています。<br />江戸時代から続く伝統的な金仏壇の製造で培われた彦根の技術。何世代にも受け継がれる仏壇は精緻な木工技術が生み出す木地が支えています。
    自由壇の木工は、部材の切り出しから継手や面取りに至るまで、妥協のない品質で職人がひとつひとつ手作りで制作しています。
  • 木を保護するだけではなく、滑らかで奥深い表情を生み出す漆工は、彦根の職人たちが取り組み、切磋琢磨する土壌が育んだ伝統技術のひとつです。<br />自由壇は、漆をはじめ漆以外の塗装の特性も活用していますが、妥協なく丁寧に塗り仕上げた品質は彦根の伝統から生まれています。<br />木を保護するだけではなく、滑らかで奥深い表情を生み出す漆工は、彦根の職人たちが取り組み、切磋琢磨する土壌が育んだ伝統技術のひとつです。
    自由壇は、漆をはじめ漆以外の塗装の特性も活用していますが、妥協なく丁寧に塗り仕上げた品質は彦根の伝統から生まれています。
  • 伝統的な金仏壇の荘厳なおもむきは細かいところまで検討して施す、金粉や金箔などの加飾技術が生み出しています。<br />自由壇は、現代の生活に見合うかたちを目指しつつも、少しの装飾を加えることで祈りの気持ちに応える品格が備わることを知っています。伝統的な金仏壇の荘厳なおもむきは細かいところまで検討して施す、金粉や金箔などの加飾技術が生み出しています。
    自由壇は、現代の生活に見合うかたちを目指しつつも、少しの装飾を加えることで祈りの気持ちに応える品格が備わることを知っています。
  • 平滑で美しい漆の上に描かれる華美な蒔絵や螺鈿は、伝統的な彦根仏壇の見せ場のひとつです。<br />自由壇は、できることもあえてしない選択をすることもありますが、するべきことはしっかりと行います。金仏壇で培われた感性は、過剰な装飾を避けつつも他にはない表現を追求します。平滑で美しい漆の上に描かれる華美な蒔絵や螺鈿は、伝統的な彦根仏壇の見せ場のひとつです。
    自由壇は、できることもあえてしない選択をすることもありますが、するべきことはしっかりと行います。金仏壇で培われた感性は、過剰な装飾を避けつつも他にはない表現を追求します。